GW 行ったつもりシリーズ ~都電保存車 探訪~
GW 最終日、本日も タダで楽しめる 野外スポットへ。
前回、東京都 北区 の 飛鳥山公園 を訪れた流れで、公園に
設置されている 都電の保存車4箇所を巡りたいと思います。
▼都電保存車探訪 略地図
▲ ★印の公園を順番に巡ることといたしましょう
この4箇所であれば、自転車でも無理なく回れる範囲です。
意外に思えるかも知れませんが、東京23区のうち山手線周
辺の区域は、それほど広くありませんので苦ではないです。
■飛鳥山公園(北区)
現在は、車両に屋根がかけられたようですが、まだ雨ざら
し状態だった時代の記録です。
▼6080 飛鳥山の頂上にある公園に たたずんでいます
▲▼屋根には ビューゲル がありますが たたまれています
▼部分的に窓ガラス部分に木の板があてがわれ痛々しい姿・・
▲窓ガラスは 塩ビ製のような材質物 に 交換されていました
車内開放は 曜日と時間帯 を定めて行われていたはずですが、
その掲示物が見当たりませんでした。
▼区の方針は「子供たちの施設」とされています
定期的にメンテナンスされているので大切に扱いましょうね・・
■板橋交通公園(板橋区)
▼7508 屋根付きの環境下のため腐食は少なかったです
▲ワンマン運転を示す 青帯化 された姿で保存されています
・昭和37年12月 7日 青山車庫
・昭和43年10月 5日 荒川車庫
・昭和52年10月21日 ワンマン運転開始
・昭和61年 3月31日 廃車
車内も時間帯を定めて開放されており、比較的綺麗な状態を
保っていました。
7500形が保存される前は、6000形が保存されていて「電車
図書館」として使われていました。
その名残で、運転台の仕切りの位置に、こども用の図書が置
かれていました。
残念ながら記録はありませんが、この交通公園には都営バス
も1台、一緒に保存されていました。
■南大塚公園(豊島区)
▼6162 屋根&金網の過保護な環境下で比較的綺麗な状態
▲ワンマン時代はないのに なぜか青帯化されていました
(後に ツーマンカー時代の 赤帯 に戻されたようです)
車内の見学は、公園向かいのタバコ屋さんに申し出れば可能
であると案内されていました。今もそうなのかは不明です。
■神明都電車庫跡公園(文京区)
▼公園の名前に「都電車庫跡」が付いていて判り易いです
▼左側半分だけ 車両を被うような骨格のパイプが見えます
▼ギザギザの歯が付いた物々しい高さのある鉄柵に囲まれ・・
▲ガラスの破損・・「のぼるな」の看板が打ち付けられ・・
▼6063 鉄柵がなんとも邪魔でしょうがないです・・
▲危険回避 か 治安があまりよろしくないのか・・
▼乙2 貨物車の実物を見たのは これが初めてでした
軌道敷きの砕石輸送の他、野菜、魚介類などの食料品輸送も
行ったとされています。
▼乙2 の お顔を 鉄柵の間から
▲窓ガラス・ライト は 塩ビ製 のような材質に見えました
▼乙2の側面も鉄柵の間から
▲ビューゲルは外され、荷台に置かれていました
運転台機器も残されていましたが、乗務員室扉がない吹きさ
らしの容姿のため、この先の保存状態が心配になりました。
その配慮なのか、貨物車側だけ可動式の屋根がありました。
・昭和16年 乙10型を改造
・昭和46年 3月20日 荒川車庫を最後に廃車
▼乙1形 竣功図
貴重な乙2は 荒川車庫の「都電おもいで広場」のような信頼
性のあるところで、保管いただきたいなあと感じました・・。
・・と思っていたところ、こんな情報が飛び込んできました。
▼神明都電車庫跡公園 基本設計図(最終案)
出典:文京区土木部みどり公園課
神明都電車庫跡公園 第3回 意見交換会の資料
文京区の情報で、車両もきちんと残しつつ、公園再整備計画
が進んでいるようです。
整備後の姿を、期待いたしましょう。
GW 行ったつもりシリーズ ~都電保存車 探訪~
おわり
GW 最終日、本日も タダで楽しめる 野外スポットへ。
前回、東京都 北区 の 飛鳥山公園 を訪れた流れで、公園に
設置されている 都電の保存車4箇所を巡りたいと思います。
▼都電保存車探訪 略地図
▲ ★印の公園を順番に巡ることといたしましょう
この4箇所であれば、自転車でも無理なく回れる範囲です。
意外に思えるかも知れませんが、東京23区のうち山手線周
辺の区域は、それほど広くありませんので苦ではないです。
■飛鳥山公園(北区)
現在は、車両に屋根がかけられたようですが、まだ雨ざら
し状態だった時代の記録です。
▼6080 飛鳥山の頂上にある公園に たたずんでいます
▲▼屋根には ビューゲル がありますが たたまれています
▼部分的に窓ガラス部分に木の板があてがわれ痛々しい姿・・
▲窓ガラスは 塩ビ製のような材質物 に 交換されていました
車内開放は 曜日と時間帯 を定めて行われていたはずですが、
その掲示物が見当たりませんでした。
▼区の方針は「子供たちの施設」とされています
定期的にメンテナンスされているので大切に扱いましょうね・・
■板橋交通公園(板橋区)
▼7508 屋根付きの環境下のため腐食は少なかったです
▲ワンマン運転を示す 青帯化 された姿で保存されています
・昭和37年12月 7日 青山車庫
・昭和43年10月 5日 荒川車庫
・昭和52年10月21日 ワンマン運転開始
・昭和61年 3月31日 廃車
車内も時間帯を定めて開放されており、比較的綺麗な状態を
保っていました。
7500形が保存される前は、6000形が保存されていて「電車
図書館」として使われていました。
その名残で、運転台の仕切りの位置に、こども用の図書が置
かれていました。
残念ながら記録はありませんが、この交通公園には都営バス
も1台、一緒に保存されていました。
■南大塚公園(豊島区)
▼6162 屋根&金網の過保護な環境下で比較的綺麗な状態
▲ワンマン時代はないのに なぜか青帯化されていました
(後に ツーマンカー時代の 赤帯 に戻されたようです)
・昭和24年 7月21日 落成
・昭和25年10月16日 青山車庫
・昭和42年12月10日 大久保車庫
・昭和43年 5月26日 荒川車庫
・昭和45年 3月27日 錦糸町車庫
・昭和46年 3月20日 廃車
・昭和46年 5月 1日 公園設置
車内の見学は、公園向かいのタバコ屋さんに申し出れば可能
であると案内されていました。今もそうなのかは不明です。
■神明都電車庫跡公園(文京区)
▼公園の名前に「都電車庫跡」が付いていて判り易いです
▼左側半分だけ 車両を被うような骨格のパイプが見えます
▼ギザギザの歯が付いた物々しい高さのある鉄柵に囲まれ・・
▲ガラスの破損・・「のぼるな」の看板が打ち付けられ・・
▼6063 鉄柵がなんとも邪魔でしょうがないです・・
▲危険回避 か 治安があまりよろしくないのか・・
・昭和24年 3月19日 青山車庫
・昭和24年 --月 --日 大久保車庫
・昭和24年 --月 --日 南千住車庫
・昭和24年 9月 --日 神明町車庫
・昭和45年12月28日 荒川車庫
・昭和45年12月28日 荒川車庫
・昭和53年 4月27日 廃車
軌道敷きの砕石輸送の他、野菜、魚介類などの食料品輸送も
行ったとされています。
▼乙2 の お顔を 鉄柵の間から
▲窓ガラス・ライト は 塩ビ製 のような材質に見えました
▼乙2の側面も鉄柵の間から
▲ビューゲルは外され、荷台に置かれていました
運転台機器も残されていましたが、乗務員室扉がない吹きさ
らしの容姿のため、この先の保存状態が心配になりました。
その配慮なのか、貨物車側だけ可動式の屋根がありました。
・昭和16年 乙10型を改造
・昭和46年 3月20日 荒川車庫を最後に廃車
▼乙1形 竣功図
貴重な乙2は 荒川車庫の「都電おもいで広場」のような信頼
性のあるところで、保管いただきたいなあと感じました・・。
・・と思っていたところ、こんな情報が飛び込んできました。
▼神明都電車庫跡公園 基本設計図(最終案)
出典:文京区土木部みどり公園課
神明都電車庫跡公園 第3回 意見交換会の資料
文京区の情報で、車両もきちんと残しつつ、公園再整備計画
が進んでいるようです。
整備後の姿を、期待いたしましょう。
GW 行ったつもりシリーズ ~都電保存車 探訪~
おわり
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