急行「利尻」号 ~DD51+14系時代~

札幌 - 稚内 間を結んだ、急行「利尻」号です。

夜行準急列車として登場した列車で、1966年3月に急行列車
となりました。

1982年11月からは、座席車に14系500番台客車が投入され、
1983年 4月からは、寝台車も14系に置き換えられました。

▼稚内駅開駅80周年記念オレンジカードを飾った「利尻」
ORC_利尻DD51
▲北斗星色 DD51と14系ブルーの組み合わせがお似合いです

昼行のキハ54急行「礼文」では、旭川 - 稚内 間を約4時間で
走破していましたが、DD51 牽引の 夜行急行「利尻」は、同
区間を約5時間40分 かけて走るスジでした。


▼利尻 編成図   
(出典:日本交通公社 時刻表 1988.3)
利尻編成図_198803
▲1988年3月当時の寝台車は下りが2両、上りが1両でした


札幌 - 稚内 間トータルでは、約8時間 のスジでしたので、
全区間を寝台利用するには、最適な乗車時間でした。


急行「利尻」号 ~DD51+14系時代~
つづく