思い出のスナップ「ゆめ交流博」号
~仙台臨海直通~
開催期間中、会場に近接する「仙台臨海鉄道・仙台西港線」
に臨時駅が設置され、東北本線・仙台駅から仙台臨海鉄道線
へ乗り入れる臨時列車「ゆめ交流博」号が運転されました。
▼ゆめ交流博号のオレンジカード
キハ110系4両編成が充当され、博覧会のマスコットキャラク
ター「パピットくん」が描かれた「ゆめ交流博号」の大きなヘ
ッドマークも取り付けられました。
▼仙台駅に入線した「ゆめ交流博」号
▲もと「秋田リレー」号用の300番台が運用に就いていました
前記事「リアス・シーライナー」のプチ乗車を終えて仙台に
トンボ帰りした小生と合流した、乗り鉄の知人達と一緒に、
「ゆめ博」号に乗車。
しかし我々は車内の座席に移動することなく、仙台→仙台港
間で先頭となる キハ110-302 で、いい大人達が「かぶりつき」
ポジションを確保して、終点まで過ごすことに・・。
▼キハ110には 臨時駅の方向幕もきちんと準備されていました
仙台を発車した列車は、東北本線を下り、仙台臨海との接続駅
「陸前山王」駅構内で上り線側へ渡り、構内右手に広がる側線
に入線。停止位置を示す標識は見当たりませんが、代わりに仙
台臨海さんの運転手さんが、直立不動でお待ちかねしており、
ここで運転停車。JRの運転手さんから、仙台臨海の運転手さん
へ交代しました。
▼側線停止位置で待機する仙台臨海さんの運転手さん
▲構内の傍らには まだ「ワム」が連なっていました
▼仙台臨海鉄道さんの路線略図
▲臨時駅「ゆめ交流博前」は 仙台西港線上に設置されました
▼運転停車中に 東北本線上り快速列車 とご対面
▲側線一面に広がる「緑の絨毯」が美しいです
正にディーゼルカーにまとう「東北地域本社色」の緑ですね
▼仙台臨海鉄道・臨海本線へ進入 出発進行!
▲▼臨海本線には 途中まで架線が張られていました
▲「40両」の標識は 貨物専用線 ならではの数値ですね
陸前山王駅からまだ近い位置なので、貨車の入換等?
で JR の EL がこの辺りまで入線する機会が、あるの
でしょうか。
沿線には「ゆめ博」号を撮影する方もちらほらとおりました。
▼臨海本線の上を 仙石線 がクロスする地点
▲残念ながら仙石線の電車との出会いは叶いませんでした・・
▼「仙台港」駅に入線
▲左手には機関区があり、DD13 に似たDLが休んでいました
列車は仙台港駅で再度運転停車。列車はここで向きを変え、
仙台西港線へ進みます。西港沿線には大きな倉庫、遮断機の
ない警報器だけの大きな踏切などがあって、距離は短いもの
の、臨港線独特の風景を堪能しました。
西港へ進路をとる左カーブ上に設けられた、東北で唯一の
信号機のある踏切をゆっくりと抜けると、この列車の終点、
「ゆめ交流博前」駅に到着です。
▼「ゆめ交流博前」駅に到着した「ゆめ博」号
▲臨時駅なので屋根はありませんが、ホーム上面はちゃんと
アスファルトで舗装されていました
▼「ゆめ交流博前」駅の出入口は風船のアーチで飾り付け
ゆめ博には JR東日本さんも パビリオン に出展していた関係
もあって、JRの駅長の帽子をかぶって「JRゆめステーション」
の襷をした 綺麗なお嬢さん が、お出迎えしてくれました。
事前学習しておいた博覧会のテーマ「世界をむすぶ 人と心」を
▼博覧会MAP
※国際ゆめ交流博覧会についてはこちらをどうぞ(Wikipedia)
▼最後に「ゆめ博」号と「リアス・シーライナー」 の並びを
▲三陸鉄道さんの気動車が掲げる「仙台」の幕は貴重ですね
以上、ディーゼルカーづくしの 仙台訪問記 でした。
▼余談
仙台臨海さんの DD13に似た DLは「SD55」という形式
ですね。Nモデルの世界にも Tomix さんから 来年1月に
製品化されることになりました。→新製品情報
* * *
■追記 2021.7.10
コメントを頂戴した<宮城野貨物様>のご研究内容から、
仙台港の機関庫前に佇む機関車の中に、DD3501 と思わ
れる機体がいた可能性があるとのご見解記事を拝見し、
当時同行した仲間達に、同機の記録がないか打診しまし
たが、残念ながら皆無でした・・。
代わりに、機関車部分を拡大した画像をアップしました。
▼一番左に3両連なっている真ん中の機体が DD3501 ?
▲キャブの塗装はグレーで 側面はレッドに見えますね・・
▼画像がつぶれはじめる直前まで 更に拡大した画
▲前後の機関車より背が低く、台枠は白塗装に見えます
同行仲間から得た別の収穫として、DD3501 の ナンバー
プレートのオークション(終了済)が 過去にあった旨の
情報を得ました。出品~落札 の日時が定かではありませ
んが、該当品が掲載される一覧表の締切日が 2019/8/25
となっているので、約2年前の取り引きのようですが、
出品に至るまでの経緯も気になるところですね。
→該当オークションサイト は こちら
思い出のスナップ「ゆめ交流博」号 ~仙台臨海直通~
おわり
~仙台臨海直通~
1997年7月に「第8回ジャパン エキスポ」として、宮城県の
仙台市宮城野区で「国際ゆめ交流博覧会」が開催されました。
▼仙台市交通局 プリペイドカード
仙台市宮城野区で「国際ゆめ交流博覧会」が開催されました。
▼仙台市交通局 プリペイドカード
開催期間中、会場に近接する「仙台臨海鉄道・仙台西港線」
に臨時駅が設置され、東北本線・仙台駅から仙台臨海鉄道線
へ乗り入れる臨時列車「ゆめ交流博」号が運転されました。
▼ゆめ交流博号のオレンジカード
キハ110系4両編成が充当され、博覧会のマスコットキャラク
ター「パピットくん」が描かれた「ゆめ交流博号」の大きなヘ
ッドマークも取り付けられました。
▼仙台駅に入線した「ゆめ交流博」号
▲もと「秋田リレー」号用の300番台が運用に就いていました
前記事「リアス・シーライナー」のプチ乗車を終えて仙台に
トンボ帰りした小生と合流した、乗り鉄の知人達と一緒に、
「ゆめ博」号に乗車。
しかし我々は車内の座席に移動することなく、仙台→仙台港
間で先頭となる キハ110-302 で、いい大人達が「かぶりつき」
ポジションを確保して、終点まで過ごすことに・・。
▼キハ110には 臨時駅の方向幕もきちんと準備されていました
仙台を発車した列車は、東北本線を下り、仙台臨海との接続駅
「陸前山王」駅構内で上り線側へ渡り、構内右手に広がる側線
に入線。停止位置を示す標識は見当たりませんが、代わりに仙
台臨海さんの運転手さんが、直立不動でお待ちかねしており、
ここで運転停車。JRの運転手さんから、仙台臨海の運転手さん
へ交代しました。
▼側線停止位置で待機する仙台臨海さんの運転手さん
▲構内の傍らには まだ「ワム」が連なっていました
▼仙台臨海鉄道さんの路線略図
▲臨時駅「ゆめ交流博前」は 仙台西港線上に設置されました
▼運転停車中に 東北本線上り快速列車 とご対面
▲側線一面に広がる「緑の絨毯」が美しいです
正にディーゼルカーにまとう「東北地域本社色」の緑ですね
▼仙台臨海鉄道・臨海本線へ進入 出発進行!
▲▼臨海本線には 途中まで架線が張られていました
▲「40両」の標識は 貨物専用線 ならではの数値ですね
陸前山王駅からまだ近い位置なので、貨車の入換等?
で JR の EL がこの辺りまで入線する機会が、あるの
でしょうか。
沿線には「ゆめ博」号を撮影する方もちらほらとおりました。
▼臨海本線の上を 仙石線 がクロスする地点
▲残念ながら仙石線の電車との出会いは叶いませんでした・・
▼「仙台港」駅に入線
▲左手には機関区があり、DD13 に似たDLが休んでいました
列車は仙台港駅で再度運転停車。列車はここで向きを変え、
仙台西港線へ進みます。西港沿線には大きな倉庫、遮断機の
ない警報器だけの大きな踏切などがあって、距離は短いもの
の、臨港線独特の風景を堪能しました。
西港へ進路をとる左カーブ上に設けられた、東北で唯一の
信号機のある踏切をゆっくりと抜けると、この列車の終点、
「ゆめ交流博前」駅に到着です。
▼「ゆめ交流博前」駅に到着した「ゆめ博」号
▲臨時駅なので屋根はありませんが、ホーム上面はちゃんと
アスファルトで舗装されていました
▼「ゆめ交流博前」駅の出入口は風船のアーチで飾り付け
ゆめ博には JR東日本さんも パビリオン に出展していた関係
もあって、JRの駅長の帽子をかぶって「JRゆめステーション」
の襷をした 綺麗なお嬢さん が、お出迎えしてくれました。
事前学習しておいた博覧会のテーマ「世界をむすぶ 人と心」を
ネタに、お嬢さんとしばしの雑談、会話も盛り上がり、その後
に記念撮影も OKしてくれました。
「事前学習」したことは 必ずどこかで 役に立ちます・・はい。
国営放送某番組の名セリフ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
は、正にこう言ったことにあると、改めて噛み締めた一幕で
ございました・・。
お嬢さん、今もお元気でお過ごしでしょうか。
お忙しい中、おじさんと長話にお付き合いいただき、ありが
とうございました。
に記念撮影も OKしてくれました。
「事前学習」したことは 必ずどこかで 役に立ちます・・はい。
国営放送某番組の名セリフ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
は、正にこう言ったことにあると、改めて噛み締めた一幕で
ございました・・。
お嬢さん、今もお元気でお過ごしでしょうか。
お忙しい中、おじさんと長話にお付き合いいただき、ありが
とうございました。
▼博覧会MAP
※国際ゆめ交流博覧会についてはこちらをどうぞ(Wikipedia)
▼最後に「ゆめ博」号と「リアス・シーライナー」 の並びを
▲三陸鉄道さんの気動車が掲げる「仙台」の幕は貴重ですね
「ゆめ交流博前」の駅名が入った切符を記念に残すべく、翌日
改めて保存用の乗車券を、子供料金で購入しておきました。
改めて保存用の乗車券を、子供料金で購入しておきました。
▼駅名はハンコが準備されていました
以上、ディーゼルカーづくしの 仙台訪問記 でした。
▼余談
仙台臨海さんの DD13に似た DLは「SD55」という形式
ですね。Nモデルの世界にも Tomix さんから 来年1月に
製品化されることになりました。→新製品情報
* * *
■追記 2021.7.10
コメントを頂戴した<宮城野貨物様>のご研究内容から、
仙台港の機関庫前に佇む機関車の中に、DD3501 と思わ
れる機体がいた可能性があるとのご見解記事を拝見し、
当時同行した仲間達に、同機の記録がないか打診しまし
たが、残念ながら皆無でした・・。
代わりに、機関車部分を拡大した画像をアップしました。
▼一番左に3両連なっている真ん中の機体が DD3501 ?
▲キャブの塗装はグレーで 側面はレッドに見えますね・・
▼画像がつぶれはじめる直前まで 更に拡大した画
▲前後の機関車より背が低く、台枠は白塗装に見えます
同行仲間から得た別の収穫として、DD3501 の ナンバー
プレートのオークション(終了済)が 過去にあった旨の
情報を得ました。出品~落札 の日時が定かではありませ
んが、該当品が掲載される一覧表の締切日が 2019/8/25
となっているので、約2年前の取り引きのようですが、
出品に至るまでの経緯も気になるところですね。
→該当オークションサイト は こちら
思い出のスナップ「ゆめ交流博」号 ~仙台臨海直通~
おわり
コメント
コメント一覧 (21)
お嬢さんと会話は楽しかった事でしょう。下を向いたりせず、ちゃんと目を見てお話できましたか。
余談ですが、当社も高速バス共同運行に必要が整備拠点ができました。またのご訪問をお待ちしております。
波浪規定
がしました
宮城野貨物と申します。
当時、山王駅でゆめ博号を眺めていた子供でした。
とても懐かしく拝見させていただきました。
仙台港駅のスナップも興味深いです。
機関区の左側の車列に、仙台臨海色のDLに挟まれて見慣れない塗装のDLがいるように見えます。秋田臨海色に似ているような・・・
波浪規定
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