切り抜きスナップ 155系「ひので」号

本日は終戦記念日。
75年前の今日を境に、新たな「ひので」の光が、日本列島
全体に降り注ぎました。

ということで、155系で運転された「ひので」号を。

写真は例により、グリーンマックスさんの 155系 キット
のパッケージに印刷されていたものです。

キットは 基本セット と 増結セット の2種類がありました。

▼「国鉄155系 基本4連セット(A)」の パッケージ写真 

155_切り抜き
▲原宿の皇室専用ホームでお披露目中のスナップのようです

 線路脇には「紅白」のおめでたい幕が見えます。
 155系は光沢があってピカピカですね。

▼「国鉄155系 増結4連セット(B)」パッケージ上段写真
155_切り抜きB
▲写真は 159系 である旨のコメントがありました

 外観の違いは、通風器が155系が「グロベン型」、
 159系が「押込型」であった点くらいでしょうか。
 155系も「押込型」へ改造された車両もありました。

▼「国鉄155系 増結4連セット(B)」パッケージ下段写真

155_切り抜きB2
 キットの通風器は、どちらの型も用意されており、
 ユーザーのお好みで選択可能でした。

▼基本セットのパッケージ裏面の組立説明

GM155パッケージ裏
▲基本は Tc+M+M`+Tc、増結は Tc+M+M`+T の編成

※小生の基本キット組み立て後の関連記事はこちら


GMオリジナル オレンジカード
ORC_155_GM
パッケージ写真と同じものですが、グリーンマックスさんの
大山本店新装開店記念品として頂いた一品と記憶しています。

最近はこういった「サプライズ」が極めて稀になり寂しい限
りですが、大変嬉しい記念品となりました。


           *  *  *


記念オレカには「・修学旅行100年」とありますね。
何を持って100年なのか気になり、歴史を手繰ってみました。

修学旅行の始まりは、1886年(明治19年)に東京高等師範
学校が「長途遠足」の名で11日間の旅行を千葉県で実施した
との記録があります。
(東京師範学校:現筑波大学の前身の一つ)

また、1887年(明治20年)に長野師範学校で実施された旅行
から「修学旅行」という言葉が使われたとされています。

1888年(明治21年) 8月、文部省(現在の文科省)は「尋常
師範学校設備準則」を定め、そこに「修学旅行」という項
が示され、これが日本の法令(公文書)に「修学旅行」の
文字が最初に明記されたものとなります。
qa15_01
情報出典:公益財団法人日本修学旅行協会

155系キットの発売は、1987年(昭和62年)ですから、
法令に明記された1888年を1年目と数えると、丁度
100年目という節目の年となるようです。

1987年と言えば、折りしも「JR発足」の年でもあり、
オリジナルオレンジカードに「JR東日本」とあるのも
うなずけますね。


切り抜きスナップ 155系「ひので」号
おわり