東北新幹線 開業記念日 1982.6.23
記念日シリーズ VoL.14
1982年(昭和57年) 6月23日、東北新幹線「大宮 - 盛岡」間
が開業しました。
「上野 - 大宮」間には、在来線に「新幹線リレー号」の運転
が同時に開始されました。
▼開業式の様子(大宮駅)
東北新幹線の停車駅は、全部で 13 の駅が 設けられました。
■開業を祝う13駅の記念スタンプ ※台紙の劣化・汚れ恐縮です
▼大宮
▼小山
▼宇都宮
▼那須塩原
▼新白河
▼郡山
▼福島
▼白石蔵王
▼仙台
▼古川
▼一ノ関
▼北上
▼盛岡
■東北地方の話題
▼出発式の様子(盛岡駅)
▲「ハンサムトレイン やまびこ」の文字が踊ります
→東北新幹線 盛岡駅 出発式
IBC岩手放送 6BOX (YouTube サイト)
▼200系 と 岩手山
▲東北地方の新しい時代の幕開けを象徴する風景
▼東北新幹線 の案内に使用された ピクトグラム
200系の試運転が開始された時期には、沿線の人々から、
「新幹線が青くない」(0系の塗装になっていない ) という
苦情が駅に殺到したそうです。
また列車愛称名公募の際も、どうして「ひかり」「こだま」
じゃだめなのか、という文句もあったそうです。
▼新幹線工事中の東北本線を行く「ひばり」
▲「ひかり」とは たった一文字違い の特急列車が走っていましたが・・。
確かに、東北新幹線の工事現場では「ひかりは北へ」という
文言とともに「青い新幹線」が描かれた看板を目にしました。
よって、新幹線は「青いひかり」号、という固定概念が刷り
込まれていたため、仕方のない出来事ではありました。
→[昭和54年4月] 中日ニュース No.1318_2「”ひかり”は北へ -東北新幹線-」
(YouTube サイト)
■仙台総合車両所
東北新幹線の整備工場は、東京 - 新青森間のほぼ中間となる
仙台地域に設けられました。(宮城県宮城郡利府町利府字新谷地脇)
▼仙総スナップ1
▼仙総スナップ2
車両所勤務職員のために、新幹線の開業より一足先に、東北
本線利府支線に「新利府駅」が 同年4月1日に開業しています。
→東北新幹線 開業直前映像 (YouTube サイト)
■東北新幹線 豆事典(非売品)
東北新幹線の開業を祝って、宮城県塩釜市に本社があった
「ヤマトモ水産食品株式会社」さんが作成された豆事典です。
ヤマトモさんの販売する「笹かまぼこ」などの、水産加工
食品を購入した際に、子供向けの「おまけ」として配って
いた冊子ですが「事典」の名に恥じない、鉄道雑誌顔負け
の「超まじめ」な情報が、詰め込まれています。
当記事に列記しようと思っていた事柄が、全て記載されて
おりますので、この豆事典を、お読みになってください。
▼表紙・裏表紙
▲地元の苦情となった「緑色の新幹線」を「GREEN LINE」という愛称で
アプローチし、地元民が馴染めるよう工夫された
▼情報その1(1,2頁目 見開き)
▲路線図に仙台から自社本社のある「塩釜」まで描いているのがご愛敬
▼情報その2(3,4頁目 見開き)
▲東海道・山陽新幹線との車両の比較
▼情報その3(5,6頁目 見開き)
▲東海道・山陽新幹線との比較エトセトラ
▼情報その4(7,8頁目 見開き)
▲200系の列車編成と車内設備の話題
▼情報その5(9,10頁目 見開き)
▲東北新幹線のギネス情報
▼情報その6(11,12頁目 見開き)
▲鉄道の歴史と未来像
上越新幹線開業予告、成田新幹線は建設中、リニアは夢の乗り物
という文章が時代を物語ります
▼情報その7(13,14頁目 見開き)
▲開業時の「時刻表」と「ものしり博士証」で 締めくくります
「GREEN LINE」の愛称は、ALL 200系時代ならではのネーミングですね
大人が読んでも「雑学」として十分に楽しめる内容ですね。
「東北発食卓行ーおいしさのいきいき超特急」の宣伝コピー
からも、地元企業の「新幹線時代の幕開け」に対する新たな
期待と想いが伝わってきます。
東北新幹線 開業記念日 1982.6.23
おわり
記念日シリーズ VoL.14
1982年(昭和57年) 6月23日、東北新幹線「大宮 - 盛岡」間
が開業しました。
「上野 - 大宮」間には、在来線に「新幹線リレー号」の運転
が同時に開始されました。
▼開業式の様子(大宮駅)
東北新幹線の停車駅は、全部で 13 の駅が 設けられました。
■開業を祝う13駅の記念スタンプ ※台紙の劣化・汚れ恐縮です
▼大宮
▼小山
▼宇都宮
▼那須塩原
▼新白河
▼郡山
▼福島
▼白石蔵王
▼仙台
▼古川
▼一ノ関
▼北上
▼盛岡
■東北地方の話題
▼出発式の様子(盛岡駅)
▲「ハンサムトレイン やまびこ」の文字が踊ります
→東北新幹線 盛岡駅 出発式
IBC岩手放送 6BOX (YouTube サイト)
▼200系 と 岩手山
▲東北地方の新しい時代の幕開けを象徴する風景
▼東北新幹線 の案内に使用された ピクトグラム
200系の試運転が開始された時期には、沿線の人々から、
「新幹線が青くない」(0系の塗装になっていない ) という
苦情が駅に殺到したそうです。
また列車愛称名公募の際も、どうして「ひかり」「こだま」
じゃだめなのか、という文句もあったそうです。
▼新幹線工事中の東北本線を行く「ひばり」
▲「ひかり」とは たった一文字違い の特急列車が走っていましたが・・。
確かに、東北新幹線の工事現場では「ひかりは北へ」という
文言とともに「青い新幹線」が描かれた看板を目にしました。
よって、新幹線は「青いひかり」号、という固定概念が刷り
込まれていたため、仕方のない出来事ではありました。
→[昭和54年4月] 中日ニュース No.1318_2「”ひかり”は北へ -東北新幹線-」
(YouTube サイト)
■仙台総合車両所
東北新幹線の整備工場は、東京 - 新青森間のほぼ中間となる
仙台地域に設けられました。(宮城県宮城郡利府町利府字新谷地脇)
▼仙総スナップ1
▼仙総スナップ2
車両所勤務職員のために、新幹線の開業より一足先に、東北
本線利府支線に「新利府駅」が 同年4月1日に開業しています。
→東北新幹線 開業直前映像 (YouTube サイト)
■東北新幹線 豆事典(非売品)
東北新幹線の開業を祝って、宮城県塩釜市に本社があった
「ヤマトモ水産食品株式会社」さんが作成された豆事典です。
ヤマトモさんの販売する「笹かまぼこ」などの、水産加工
食品を購入した際に、子供向けの「おまけ」として配って
いた冊子ですが「事典」の名に恥じない、鉄道雑誌顔負け
の「超まじめ」な情報が、詰め込まれています。
当記事に列記しようと思っていた事柄が、全て記載されて
おりますので、この豆事典を、お読みになってください。
▼表紙・裏表紙
▲地元の苦情となった「緑色の新幹線」を「GREEN LINE」という愛称で
アプローチし、地元民が馴染めるよう工夫された
▼情報その1(1,2頁目 見開き)
▲路線図に仙台から自社本社のある「塩釜」まで描いているのがご愛敬
▼情報その2(3,4頁目 見開き)
▲東海道・山陽新幹線との車両の比較
▼情報その3(5,6頁目 見開き)
▲東海道・山陽新幹線との比較エトセトラ
▼情報その4(7,8頁目 見開き)
▲200系の列車編成と車内設備の話題
▼情報その5(9,10頁目 見開き)
▲東北新幹線のギネス情報
▼情報その6(11,12頁目 見開き)
▲鉄道の歴史と未来像
上越新幹線開業予告、成田新幹線は建設中、リニアは夢の乗り物
という文章が時代を物語ります
▼情報その7(13,14頁目 見開き)
▲開業時の「時刻表」と「ものしり博士証」で 締めくくります
「GREEN LINE」の愛称は、ALL 200系時代ならではのネーミングですね
大人が読んでも「雑学」として十分に楽しめる内容ですね。
「東北発食卓行ーおいしさのいきいき超特急」の宣伝コピー
からも、地元企業の「新幹線時代の幕開け」に対する新たな
期待と想いが伝わってきます。
東北新幹線 開業記念日 1982.6.23
おわり
コメント
コメント一覧 (4)
確かに成功と言える大事業で、日本の誇りだと言えますね。しかし、それと引き換えに在来線が一気に寂しくなるのは頂けないような気もします。事実、上野の地平ホームは鉄道の衰退もあっての事ですが、新幹線がなかった頃ほどの賑わいもありません。在来線を減便せず、許容量を超える部分を新幹線でまかなうのが好ましいと思いますが現状では悲しい事にそれほどの需要がなく、今世紀は新幹線の開業によって並行する在来線は3セク化や優等列車の廃止で寂れていくだけのように思えます。新幹線を短編成にして在来線の輸送規模を大きく変えない方法もあるかと思いますが、そうすると減価償却で問題があるのでしょうか。
また、必ずしも早く移動したい乗客ばかりとも限りませんし、在来線をわざわざ減便してそれらの乗客にまで押し付けないと需要が伸びない新幹線の在り方も疑問です。
今回は長々と否定的なコメントをしてしまったようで申し訳ありませんが、私は新幹線が嫌いな訳ではなく、先にも述べたように日本の誇りだと思います。
波浪規定
がしました
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