583系 臨時寝台特急「あけぼの」81号・82号
~20世紀と21世紀で異なるトレインマーク~

多客時に運転された 臨時寝台特急「あけぼの」81・82号。

定期列車は、客車寝台で 上野 - 秋田・青森間に運転されて
いましたが、多客期には 上野 - 弘前間の臨時列車が 583系
で、2パターンのトレインマークを掲げて運転されました。

初代のトレインマークは、客車に用いられていたデザインに
近いバージョンですが、客車の幕にある「星マーク」が省略
されています。

▼初代のトレインマーク
(画像元:愛称別トレインマーク事典
TM_583_あけぼの.初代
1988年から1996年までの運転で用いられたデザイン

同じ583系の「はくつる」や「
ゆうづる」のトレインマーク
の左上には星マークが入っており、後で入れるつもりだった
のか、はたまた客車用の設計図を単純に適用しただけなのか
「あけぼの」の文字が
寄りのバランスとなっていることが
判ります。

▼仙台支社発行 の オレンジカード
ORC_583_あけぼのTM晩年
▲12両の長い "編成美" が これまた たまりません

トレインマークに星マークが入っていなかった例は「出羽」
でも一時期見受けられましたが、こちらは後になってから
入れられたという実績がありますが、一部のオハネフの幕
に「星なしバージョン」が残っていました。

▼星マークが後から入れられた実績がある寝台特急の記事はこちらを



▼2代目のトレインマーク
(画像元:愛称別トレインマーク事典
TM_583_あけぼの.晩年
▲こちらは、21世紀 になってから用いられたデザイン

2代目のトレインマークは、
最終期の円形ヘッドマークの
デザインに近いイメージとなりました。文字のフォントは
独特のものとなり、「ぼ」の字の濁点が「ほ」の字の上に
重なるデザインに変化しています。


▼盛岡支社発行 の オレンジカード
ORC_583_あけぼの.TM初代
▲バラバラと開閉された「ベネシャンブラインド」が 生きた
 列車ということを、より一層引き立ててくれますね

初代では右寄り気味であった文字列の配置は、センタリング
され、ローマ字の表記も加わりましたが、使用された期間は
意外と短く、結局 583系の「あけぼの」幕に星マークが追加
されることは、ありませんでした。

--(もけい鉄 雑談)--------------------------------------------------------
 Tomixさんから、JR583系 青森運転所 の製品化発表がありましたね。
 この製品の発売により、従来品の品番<92841> <98608>が生産中止
 となるようです。品番品名単位の収集にこだわる方は、また1編成増備
 しなければなりません・・。メーカー発表はこちら
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臨時の「あけぼの」に登板した583系ですが、1988年ダイヤ
改正直前には、車両運用の都合により、定期「あけぼの」の
一部列車を 583系で代走した実績もありましたので、これを
記録なさった方はお宝ですね。


          *  *  *


▼定期列車の「あけぼの」記事は こちらを



583系 臨時寝台特急「あけぼの」81号・82号
~20世紀と21世紀で異なるトレインマーク~
おわり