485系 特急「北越」号 ~ボンネット車(国鉄時代)~

大阪 - 新潟間を結んだ、特急「北越」号です。

今回発掘された記録は、1975年~1977年頃のものです。
大阪- 新潟間2往復と、金沢 - 新潟間1往復 の、計3往復が
運転されていた時代です。

▼まずは
雪晴れの中を行く、涼しくなる風景から・・
北越1_JNR
青い空 と 白い地面の間に 国鉄特急色 が 一段と映えます
 ピントがいまいちで判り難いですが、車体はピカピカで、
 雪景色が車体側面に写り込んでいたのが印象的でした


「北越」号は、北陸本線の電化完成で、大阪 - 新潟間を電車
で直通できるようになった 1969年10月に1往復のスジが引
かれた特急列車でしたが、実際には車両の増備が間に合わず、
翌年の2月になってからの運転となりました。

▼緑が生い茂る信越線青海川駅付近をライトを灯して走る姿 
北越2_JNR
手前の線路は旧線の橋梁、
頭上は 国道8号線 の 米山大橋
 (現在 旧線の橋梁は 撤去されています)

1973年3月に2往復が増発され、3往復体制となりました。
(うち1往復は、金沢 - 新潟間 毎日運転の臨時列車)

▼右下
の岩間から チラリ と見える水辺は 日本海です
北越3_JNR
▲まだ、他の "とり鉄" さん達と一緒になることがなかった、
 現在は有名な撮影スポットとなった信越線 鯨波 - 青海川間
 で、あえて海を控えめにしたアングルでねらってみたもの

  (現在このポジションに立ち入ると、同業者からの罵声を浴びる他、赤や
   黄色の回転灯を灯した "特別な車" が すっとんできて、制服を着用した
   方々に連行される場合があるので、立ち入りはご遠慮頂くのが無難です)

 なので、今となっては 貴重なアングルとなった1枚・・


▼当時の編成案内 
(出典:日本交通公社 時刻表 1975.3)
 グリーン車2両と食堂車1両が組み込まれた 11両編成で、
 大阪発着は全車指定席、金沢発着には自由席がありました
北越_EC編成
▲まだ上下の列車で、同一号数 を 付番していた時代ですね
 <下り>
  1号:金沢発 新潟行 2号,3号:大阪発 新潟行
 <上り>
  1号,2号:新潟発 大阪行 3号:新潟発 金沢


▼カーブでボンネットの正面をねらった お気に入りの1枚
北越5_JNR
▲11両編成時代は、最後尾が かろうじて 写り込みました

フル編成の記録に挑むも、架線柱の存在をすっかり忘れ・・
北越4_JNR
▲直流区間での ダブルパンタ集電 の姿も この時代ならでは

稲穂の黄緑色 と 山々の深緑色 とのコントラストが綺麗でし
たが、空がもっと青かったら、更によかったかと思います。


▼夕暮れの中を行く ボンネット車 を 後ろからねらった1枚
北越6_JNR
▲運転室の室内灯 と 客室屋根側にある窓がよくわかります

▼大阪行 上り「北越1号」を カーブ区間でとらえた記録
北越7_JNR
▲半世紀ぶりにみつかったフイルムからスキャンしたもの▼
北越8_JNR
▲こちらはフイルム所定枚数を大きく超えた終端コマにあっ
 た記録で小生自身も初対面!。画面と同じく記憶も薄れ・・

(最後の2枚以外は、プリント版からのスキャンですが、フイルムも必ずや
 どこかに保管してあるはずなので、気長に探してみます・・)


まだ、日本海側に新幹線が来ていない時代、新幹線との接続
列車の一員となる前の、「純粋な北越」時代 の 記録でした。


485系 特急「北越」号 ~ボンネット車(国鉄時代)~
おわり