海の日を機会に 房総を妄想する
~"そうだ房総も、行こう" へ~


過去には「内房の海」を見ながら、毎日、館山まで走って
いた 房総
特急「さざなみ」号。
ORC_183_さざなみ_2
現在は、東京と君津間を結ぶ”通勤特急”と化し、定期列車が
運転されるのも「平日のみ」となるなど、かつての房総特急
のイメージは、葬られてしまいました。
ORC_東京駅地下開業15周年
昔の「夏の千葉局管内」と いえば・・
JTB_時刻表_1978_08
多くの臨時列車が房総地区へ運転された「房総夏ダイヤ」
が、毎年の「夏の風物詩」で ありました。
ORC_快速鴨川ビーチ号
そんな最盛期がウソのように、時代の変化とともに、房総特
急の利用客低迷に歯止めがかからず、ついには、特急列車の
運行体系に メス が 入れられ、183系 置き換え用に投入した
E257系500番台 が 余剰に陥るといった、前代未聞の事態に
見舞われてしまいました。

ORC_165_うち房
「さざなみ」の運転区間縮小の際、沿線市町、観光団体など
から、特急列車復活の要望書が JRさんへ 提出されたようで
すが、定期の特急列車がこなくなった後に設定された、東京
 - 館山間を直通する1往復の特別快速ですら不調に終わり、
わずか2年あまりでこの特別快速も運転打ち切りとなるとい
った、厳しい現実を突きつけられました。

kururi_kisarazu
房総特急の運転は、土休日運転の臨時列車がかろうじて維持
されてはいるものの、房総地区によほどの魅力を感じる何か
が出現しない限り、昔の賑わいを取り戻すことは難しいと感
じますが、観光客誘致のために、海と山に囲まれた大自然を
壊すことだけは、絶対に避けていただきたいと思います。

ORC_183_さざなみ_1
近年のJR東日本さん独自の取り組みとしては、JRE POINTの
キャンペーンでポイントが貯まる施策を打ち出していますが、
今年も「夏の房総特急キャンペーン」を開催しているものの、
ポイントの獲得に至るまでは、前提条件がいくつかあるので、
これをクリアする必要があるうえ、その中から抽選で当選し
た人だけが得られるという点に、ちょっと不満があります・・。
夏の房総特急キャンペーン
過去に市町からJRさんへ提出された要望書の内容は把握でき
ておりませんが、
一方的な「要望」だけではお話にならない
ので、市町が
できることとしては、ふるさと納税の成功例と
なった返礼品のように、房総地
区を訪れた観光客へは、大変
魅力的な特典(見返り)が得られる、と
いう策が一番手っ取
り早い手段のひとつになるかと・・。

ORC_183_千葉車掌区50周年
鉄道利用の促進に対しては、車より鉄道を利用して訪れた人
には、CO2の削減に貢献しているという点で、特典をグレー
ドアップしたり、線路の軌間が揃っている千葉県内の鉄道事
業者が連携して、会社を跨いで房総半島内を周遊する、多く
人たちが乗りたくなるような「観光列車」を仕立て、それを
軸に沿線市町と連携した魅力ある旅行商品を開発し、観光客
・観光団体・鉄道事業者の全てが "Win-Win" となる策を、
打ち出すことも必要ではないかと感じます。

(主催:千葉県+観光団体、協賛:JR+小湊鉄道+いすみ鉄道+銚子電鉄)
小湊+いすみ_上総中野
1回の訪問に終わらないよう、飽きさせない企画や、訪問回
数を重ねる毎に特典が増していく策なども織り交ぜて、リピ
ータを増やすことも重要ですね。

さざなみRIMG0055
千葉県には、日本を訪れる外国人の玄関口となる「成田空港」
がせっかくあるのですから、成田空港駅から ダイレクト に
「房総半島」へ向かう観光列車で、まずは千葉県内から日本
をお楽しみ頂くプランの提供も、ひとつの手かと思います。



▼またこんな元気な広告を打ち出せる活性化を願います

PNF_JRE夏物語1
▲本来の題名を、どれだけ おわかりに なるでしょうか・・▼
PNF_JRE夏物語2
(出典:JR東日本さん  '94 列車の夏の物語パンフより抜粋)

そして、房総を訪れた外国人の方々からのSNS発信で、
「そうだ京都、行こう」に加えて「そうだ房総も、行こう」
というフレーズが、世界中に伝われば、なおいいですね。

以上、勝手な妄想でした・・


海の日を機会に 房総を妄想する
~"そうだ房総も、行こう" へ~
おわり