大宮に返り咲いた「横軽」~ EF63 + 489系「あさま」号~

1997年9月30日に「横軽」が廃止となってからまだ日も浅い
10月17日に なんと大宮で
「横軽」を再現する列車が6往復
運転されました。 

▼長野方から大宮駅構内に姿を現した横軽の主
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▲まさか 大宮の地で 生きたこのペアに再会できるとは!

 茶ガマの 19号機を先頭に あさま色の 489系 が 続き、
 63 独特の ブロアー音 が 構内に響き渡ります ♪

 背後の高架線上では、既に長野
新幹線「あさま」が
 活躍をしている中での出来事です。

客室内は 満員となったお客様で 埋め尽くされていました
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489系 の 運転席から後部を確認する乗務員さんの姿が

 ここで折り返し ということで、小生は 急いで 宮原方へ
 移動しました・・

▼「あさま」のトレインマークを掲げて 大宮工場の脇へ
 向かってきた クハ489 200番台車 の お顔 を パチリ!
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▲▼目の前を 63 とペアを組む 489系 が通過していきました
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▲この "ペア" の 奏でる サウンド も 聴き応えがありました

 "協調運転" されていたのかは、定かではありません・・

▼目の前を走り去っていく 63 の 後ろ姿を追いかけます
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▲「峠のシェルパ EF63 19 さようなら 碓氷峠」の ヘッド
 マークを掲げておりました

この記録は、大宮工場で開催されたイベント時のもので、
「横軽再現体験乗車」という企画があり、 63 + 489 が 
構内試験線 に6往復運転されたのでした。

▼会場で配布された 横軽体験乗車券(整理券)と 運行案内
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▲10時15分発から 14時00分発まで 45分間隔で運行され、
 「あさま〇号」と 号数の付与も あったようです  

   (小生は撮影に徹していたため、体験乗車した仲間から拝借しました)

▼当日の 489系の編成

    クハ489-603 + モハ488-225 + モハ489-40 + クハ489-203

生きた 63 と お召機 との並びをねらった貴重な ? 1枚
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横軽最後の営業列車(あさま37号)の 補機仕業に就いた
    19号機 の 再稼働ということで、注目の的となりました

 ギャラリーは皆、生きている 63 側に夢中で 、いつもなら
 "大スター"となって脚光を浴びる "お召機" は、この日ばか
 りはスターの座を譲り、パンタも畳んで 63 の 最後の花道
 を静かに見守っていたのでした。 
大宮_案内 97

大宮に返り咲いた「横軽」~ EF63 + 489系「あさま」号~
おわり