寝台特急「つるぎ」号  VoL.1 ~EF58 + 20系 時代~

大阪 - 新潟間を結んだ 寝台特急「つるぎ」号です。
大阪口の牽引機関車に EF58 が担当していた時代の記録。

▼米原区の EF58時代 ヘッドマーク付 上り「つるぎ」
つるぎ_EF58
▲米原区独自の ワイパーカバー が特徴でしたね

20系時代には、A寝台が連結されていました。上の写真で
も電源車の次位に 
ナロネ21 の姿が 確認できます。

▼編成図 
(出典:日本交通公社 時刻表 1975.3)
編成_つるぎ_197503
登場当時の電源車には 全長の短い マニ20 と、営業は休止
していました
が、6号車には ナシ20 も連結されていました。

--(もけい鉄 雑談)--------------------------------------------------------
登場当時の20系「つるぎ」を完成品のみで再現するには、20系電源車 マニ
20 が ラインナップされている、KATOさんの「20系 あさかぜ編成7両基本
セット」(品番 : 10-368 ) が 必要でした・・。
今年4月発売予定の「20系寝台特急「あさかぜ」(初期編成) 8両基本セット」
(品番 : 10-1725) では、マニ20ではなく カニ21-51 に 変わっています・・。
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「つるぎ」は新潟県内の主要駅にはこまめに停車する一方で、
福井・石川・富山の各県の駅では、客扱いがないダイヤで、
大阪 - 新津間で重複運転となる寝台特急「日本海」と、停車
駅の役割分担を行っていました。

▼1975年 時刻表 (出典:日本交通公社 時刻表 1975.3)
時刻表_つるぎ_197503
寝台特急時代に客扱いすることがなかった 富山 - 金沢間に、
北陸新幹線には「つるぎ」の愛称が継承され、停車もする
ようになった
ことは、想像もしていませんでした・・。

▼ナハネフ22 を最後尾とした 20系時代の「つるぎ」
つるぎ_ナハネフ20
▲背の高いお顔のおでこが集電粉塵まみれになってます・・

もしタイムマシーンがあったなら、ナハネフの展望窓から、
真の「展望映像」を 存分に撮影しにいってみたいものです・・。


寝台特急「つるぎ」号
  VoL.1 ~EF58 + 20系 時代~
おわり