東北貨物線を行く DD13 初期形の単機

首都圏の 客車区 や 貨物ヤード の 入換に活躍した DD13 が
東北貨物線を単機で走行していた記録です。

乗務されている機関士さんは、横向きで運転しなければなら
なかったので、本線上での運転は通常の機関車とは異なるご
苦労もあったことでしょうね。

▼東北貨物線 下り本線を行く DD13 初期形の単機
(王子付近)
DD13_1_東北貨物線
▲機番は 架線に被ってしまい、下の"5"しか読めません・・

下が "5" の 初期形 を、当時の周辺区の配置表から紐解くと、
田端=25・35、品川=5・75、八王子=65、宇都宮=95 の
6両が候補になりましたが、真相は いかに・・。

▼キャブ の ズームアップ 
(田端機関区の 25 ? か・・)
DD13_2_東北貨物線
キャブをよく見ると、正面向かって右側にある出入り扉が、
「半開き」にされて走行しています。
この時代は、乗務員室扉をあけ放ったまま走行している光景
は、見慣れているものではありましたが、排気のエントツが
真近にあった運転室は、さぞかし暑かったことでしょう・・。

現在は 湘南新宿ラインの電車が行きかう路線ですが、山手線
内にも、まだ貨物取扱駅があった1970年代には、国電区間で
も 所属機関区との間に、このような入換用ディーゼル機関車
の 本線自走単機運転 を 見ることができました。


東北貨物線を行く DD13 初期形の単機
おわり