さよなら  E4系 Max ~E257系と最後の並走~

2021年10月1日で 定期運用を終える E4系 Max。
1997年12月から東北新幹線で活躍を開始以来、東北・上越
両線の列車で、大変お世話になりました。 

▼誕生時の姿
IOC_E4_2
▲山吹イエロー のライン が 真新しい印象 を 与えました

編成種別は「P」が 与えらえ、全26編成 が 製造されました。
東北・上越 で活躍したイメージを持つ E4系 ですが、当時の
長野
新幹線に乗り入れ可能な編成が 4編成だけありました。

▼E4系 オリジナル  Max マーク

E4_MAX_オリジナル_ロゴ
(画像元:愛称別トレインマーク事典

3次車の P51,P52 編成 は 30‰の急勾配での走行に対応し
抑速ブレーキなどを装備して、軽井沢まで入線が可能でした。
4次車の P81,P82 編成 は、更に電源周波数変換装置(60Hz
対応)を搭載して、軽井沢から先の 長野まで入線が可能とな
りましたが、60Hz 区間への乗り入れは、緊急時のみに限る、
という特例の前提条件を背負っていたのでした。

▼誕生当時 の 仲間達
仙総所
▲オール2階建て新幹線の先輩 E1系Max の姿も ありました 

2001年7月 から 2003年9月まで 臨時「Maxあさま」として、
50Hz区間だけとなる 軽井沢 から 東京 への営業列車に 運用
された実績があります。

シーズン中の利用が好調であったことから、追加運転される
こともありました。→ JR東日本さんプレスリリース

▼軽井沢始発のオール2階建て新幹線の運転を伝えるパンフ
パンフ_Maxあさま
ただ東京方からの下り列車の設定はなく、軽井沢への送り込
み回送のみでしたが、これは乗客を乗せた場合の総重量では
安中榛名 - 軽井沢間の急勾配を登れない可能性があったこと
から、上りのみの営業運転とされていたのでした・・。

いずれにしても、長野
新幹線区間の乗り入れ機器を装備し
た4編成は、運用上の制約が大きく、その役割を果たした運
転回数も少なかったので、E4系で軽井沢→高崎間をご乗車に
なられた方や、記録写真をお持ちの方は、お宝かと思います。


▼E1系 の活躍の場が 上越新幹線 に 移った頃 の オレカ
ORC_幹_Eシリーズ
▲先輩の E1系がまとった”新幹線の新潟色”は、後輩の E4系
 にも そのまま引き継がれることになりました

E4系 が最初に上越新幹線に投入されたのは 2001年5月から
でしたが、2012年9月に東北新幹線の定期運用から撤退後は、
新潟に集結、2014年に「新潟デスティネーションキャンペー
ン」の開催に合わせて、外観のデザインが変更されました。

▼小生は「新幹線の新潟色」と 勝手に呼んでいます・・
赤羽ライブカメラ_E4_11
▲下り Maxとき 303号

以後 E4系の廃車計画の実施が徐々に進められる中、2019
年10月の台風で、長野新幹線車両センターへの浸水被害が
発生、 E7系・W7系も水に浸かって使用不能に陥ったこと
から、上越新幹線へ投入予定であった E7系 を 北陸新幹線
側へ転用することとなり、E7系の投入で廃車される予定で
あったE4系の「延命」がなされ、現在まで活躍を続けるこ
とになったのでした。

▼E4系 新潟行 Maxとき 313号 と E257系2500番台 の 並走
赤羽ライブカメラ_E4_1
▲E4系 の 延命 がなかったら 叶わなかった 並走の記録

 ~並走タイミングがなかなか合わず 2021.9.28 にベストチャンスが到来~


▼2021.10.1  E4系 定期運用最終日 の 並走記録
(追加掲載)
20211001_台風16号
▲上越新幹線は 東京から新潟まで スッポリ と 強風域に・・
▼この時間帯 千葉県内以外の JR線は ダイヤどおりに運行中
赤羽ライブカメラ_E4_21
日々繰り返される日本の鉄道の定時運行には 頭が下がります 
赤羽ライブカメラ_E4_32
▲最終日の並びは 台風の接近で お別れの涙雨となりました・・
 

▼朱鷺が描かれた 上越新幹線 歴代 Max マーク
E4_MAX_とき_ロゴ
(画像元:愛称別トレインマーク事典

朱鷺をイメージした ピンクの配色 は、上越新幹線のライン
カラーとして、未来にも定着させていただきたいものです。

▼16両編成 で 北関東圏の通勤通学輸送 も 担いました 
赤羽ライブカメラ_E4_12
▲下り Maxたにがわ 403号

流れる車窓を、防音壁に邪魔されずに楽しめた「2階席」が
消滅してしまうのが、残念でなりません。

▼E4系の見せ場である 8両+8両 の 独特の姿も見納めに
赤羽ライブカメラ_E4_13
▲上り Maxとき 316号 + Maxたにがわ 316号
▼下り Maxとき 321号 + Maxたにがわ 321号
赤羽ライブカメラ_E4_14
未来の新幹線では、輸送力目的の ALL2階建て列車ではなく、
先祖返りとなりますが 100系食堂車 のような旅を楽しむ目的
の「展望車両」を連結した列車にも 期待したいところです。

▼こちらは 651系 特急スワローあかぎ 6号との並走
赤羽ライブカメラ_E4_18
▲上り Maxとき 306号

▼夕暮れ後は 室内灯の明かりが2層となって 流れていきます
赤羽ライブカメラ_E4_15
▲下り Maxとき 337号

前2両の2階席グリーン室の照明は「電球色」、以外の室内
は「白色」、この情景はモデルの世界でも再現が可能ですね。

▼E4系 + 湘南新宿ラインE231系グリーン車部 = 4階層照明
赤羽ライブカメラ_E4_8
▲下り Maxたにがわ 411号

E4系 の 大きさが 際立ちます。ちょっとした「建物」ですね。

▼深夜の 16両編成 を見た画(判りずらいですが・・)
 下の電車は 引き上げ線に停車中の 埼京線 E233系
赤羽ライブカメラ_E4_16
▲上り Maxとき 348号 + Maxたにがわ 348号▼
▼上の写真の前方(東京方)を ズームアップ
 赤羽ライブカメラ_E4_17
▲左下端の一段と明るいところが 赤羽駅 


▼ラストラン の 装飾
E4_MAX_ラストラン装飾
定期列車がラストランを迎える日、ようやく緊急事態宣言が
解除されるようですが「ライブカメラ」で、お家でくつろぎ
ながら、静かに見届けることにいたします。
E4_MAX_とき_新潟駅
赤羽ライブカメラ_E4_35
▲最終日 の Maxとき 321号 + Maxたにがわ 321号


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*今回掲載した展望写真 は Tokyo Akabane Live Camera の 生中継映像
 から スクリーンキャプチャ にて 記録を行ってみたものです 

■おまけ
赤羽ライブカメラ_E926形 East i_1
▲下り線を検測する E926形 East i も キャッチ!

*各新幹線が ライブカメラ前 を通過する おおよその時刻は、下り列車は
 上野を発車してから 7分前後、上り列車は大宮を発車してから10分前後
 となります
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■新潟県内を走行する E4系 を ドローンで見る
 BSN 新潟放送公式チャンネル 
#新潟​ #ドローン​ #そらなび

■ E444形 に 会いに行く
 新潟市 の 新津鉄道資料館 には、一足先に 廃車となった、
 E444形 の ファーストカー が 保存されています。

 →保存車のページで、ご覧いただけます。


追加掲載(新潟返却回送 2021.10.2)
▼新潟発の ラストラン を務めた編成
赤羽ライブカメラ_E4_51
▼上りMax の ラストラン を務めた編成
赤羽ライブカメラ_E4_52
台風一過の秋晴れの朝、お日さまの光を一杯に浴びて 新潟へ
戻っていきました。お疲れさまでした!


さよなら  E4系 Max ~E257系と最後の並走~
おわり